.htaccessでPHPのバージョンを指定する方法

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.htaccessでPHPのバージョンを指定する方法を、ご案内いたします。
バージョン指定記述内容はマニュアルをご用意しておりますので、下記もご一読下さい。
>>PHPのご利用方法(ftpXXXの場合)

※2016年11月1日以降に新規ご契約いただいている場合、phpのバージョンは
コントロールパネル【 PHP設定 】の項目で指定ください。
>>PHPのご利用方法(usersXXXの場合)

.htaccessでPHPのバージョンを指定する方法

[パターン1].htaccessを新たに設置して指定する

FTPソフトでサーバーへアクセスし、.htaccessを設置します。ここではhetemlFTPを使用しています。

hetemlFTPへログイン後、.htaccessファイルを設置するフォルダへ進み、「新規ファイル作成」ボタンを押します。
※webフォルダにアップロードする場合は、アクセス後“web”の文字をクリックすると、webフォルダの中身が表示されます。

htblog

ファイル名や指定するバージョンの記述を行い、「保存する」ボタンを押します。

ファイル名:.htaccess
ファイルの属性(パーミッション):604
PHP5.3を指定する場合の記述:AddHandler php5.3-script .php
PHP5.4を指定する場合の記述:記述なし or AddHandler php5.4-script .php
PHP5.6を指定する場合の記述:AddHandler php5.6-script .php
PHP7.0を指定する場合の記述:AddHandler php7.0-script .php
PHP7.1を指定する場合の記述:AddHandler php7.1-script .php

php5.6-1

.htaccess ファイルがアップロードされ、PHP5.6で動作するよう指定ができました。

htblog7

[パターン2].htaccess の記述を変更する

web/hogeではwebと異なるバージョンのPHPを指定したい場合、
web/hoge/.htaccess  でバージョンの指定をします。

htblog8

しかし、既に.htaccess にバージョン指定の記述されていることもありますので、その場合は変更して「変更内容を保存する」ボタンを押します。

php5.6-2

[パターン3]既に設置されている.htaccess に追記

最後に、web/hoge/foo は、PHP7.0でバージョンを指定します。htblog14

.htaccessファイル内に、既に別の記述がされている場合は下記ように
記述の前後(赤枠部分)のどちらかに、バージョン指定の記述を行います。

htblog15

今回は、元からある記述の上部にバージョン指定の記述をし、確定しました。これで、 web/hoge/foo 以下は、PHP7.0で動作が可能となりました。

php_v_change_2

バージョンの記述がある直近の.htaccess での指定でどのバージョンで動作するかが決まります。
今回の例ですと、PHPのバージョンは下記図のようになります。

※web/hoge/.htaccess/やweb/hoge/foo/.htaccess/ にバージョンの
指定をしない場合は、web/.htaccess/で指定したPHPのバージョンでweb以下全てのPHPが動作します。

php5.6-4

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