今回は、多機能プラグインJetpack の1機能「Photon」の利用方法です。
Photon は、CDN(Contents Delivery Network)としての機能をもっているので画像点数が多いブログなどは
読み込み速度のアップが期待できます。
また、Cloudflare など他の CDN サービスと違いネームサーバーの変更が必要ないため、
DNS の変更をする必要がありません。
CDNとは
CDN(Contents Delivery Network)とは、ファイルサイズが大きい画像などのデジタルコンテンツをネットワーク経由で配信するために最適化されたネットワークのこと。クライアント(閲覧者)とサーバー(ヘテムル)との間にキャッシュファイルを作成し、Webサイトの表示速度改善や負荷を軽減するサービスです。
今回、内容・構成とも全く同じにした2つのサイトで検証を行なったところ、約4秒の差がありました。
みなさんも是非 Jetpack 「Photon」の利用をご検討ください。
WordPress.comアカウントの作成
Jetpack の利用には「WordPress.com」のアカウントが必要です。
まずはアカウントの取得を行ないます。
WordPress.com へアクセスし「Get Started」をクリックしてください。
WordPress.com でメールアドレス、ユーザー名、パスワード、WordPress.com で作成されるブログのアドレスを入力します。
入力が完了したら「ブログを作成」をクリックます。
※この後、WordPress.com で利用するブログの設定画面となります。
今回は、アカウントの作成が目的なので詳細な案内は省きます。画面の指示に従って設定を行なって下さい。
Jetpackのインストール
WordPress.com のアカウント作成が完了したら、「photon」を適用したい WordPress へ Jetpack をインストールします。
WordPress のダッシュボードへログインをし、プラグインから新規追加をクリックします。
検索項目に「Jetpack」と入力し検索、Jetpack by WordPress.com の項目にある「いますぐインストール」をクリックします。
インストール完了後「有効化」をクリックしてください。
WordPress.comアカウントとの連携
インストールした Jetpack と WordPress.com のアカウントを連携させます。
Jetpack by WordPress.com の「設定」をクリックします。
Jetpack の設定画面から、「WordPress.com と連携」をクリックしてください。
先ほど作成した「WordPress.com」のIDとパスワードを入力し「Jetpack の認証」をクリックします。
Jetpack とWordPress.com との連携ができました。これで Jetpack の全機能が利用できるようになります。
Photonの有効化
最後に Phpton を有効化します。Jetpack 設定画面下部より、Photon を確認し「有効化」をクリックしてください。
「Photon を有効化しました」の表示がでたら、設定完了です。
ご利用の WordPress の速度をご確認ください。
※Photon は、キャッシュ削除の機能がありません。Photon有効後、画像の差し替え等が発生する場合は、ファイル名を変更したうえでアップロードをお試しください。